中小企業診断士が『全部自分でやる』理由 ~しつこい消費者としての、私の流儀~
私は中小企業診断士として、長年「小さな事務作業は自分でやる」スタイルを続けています。
例えば賃金計算、これに付随す変更届も、なんならIDECOの増額も自分でやります。
決算関連の書類集めも、つい自分でやってしまう。
「専門家に任せた方がいいんじゃない?」と言われることもありますが、私は別にマイノリティでいいと思っています。
考え方って多様性があってよいからです。
でも、ただの「頑固」ではありません。
理由はシンプルです。
お客様に、同じ苦労を味わわせたくないから。
本題①:言葉の曖昧さが生む顧客のフラストレーション
専門家に頼むと、よく言われます。
「これとこれとこれを準備してください」
でも、その「これ」が、お客様にはよくわからない。 「決算書」と言われたら——
- 税務署提出用の別表・内訳書まですべて?
- それともBS・PL中心の経営者向け決算報告書?
- 世の中では両方を同じ「決算書」と呼んでしまう……
結果、お客様は悩み、準備に時間がかかり、嫌な気持ちになる。
私はそんな場面を何度も見てきました。
本題②:アナログ時代を知る「最もうっさい消費者」としての私
私はアナログ時代に、段ボール詰めの書類を倉庫で山をどかしながら探して提出した経験があります。
だからこそ、最もうるさい消費者でもあるんです。今、お客様から書類をもらうときは、
- 用語を一つ一つ説明しながら
- 笑いながら
- 時には「私ってしつこいの^^ うざいの^^」と言いながら
必要なものは全部揃えます。
段ボールから出してもらうまでもない書類まで、「これもあった方がいいですよ」と声をかけながら。面倒くさいと言われるかもしれません。
でも、これで「お客様が後で困る」リスクを少しでも減らせるなら、それでいいと思っています。本題③:自分でやることで得られるもの
- 法令のキャッチアップが自然にできる
- 数字の裏側や異常値に敏感になる
- 補助金事務局の法令違反すら、自分の目で気づける
- ノウハウがしっかり蓄積する
もちろん、裁判レベルの専門領域は無理ですが、一次情報(法律本文)に当たる習慣は、私の強みになっています。
専門家の中には「名前だけ」の人も多い現実を知っているからこそ、私は「本当に信頼できる人」にしか依頼しません。
結論
私は「全部自分でやる」派のマイノリティかもしれません。
効率化や外注を推奨する声もわかります。
でも、私はこれでいいと思っています。お客様に「この人、本気で私のことを考えてくれている」と感じてもらえるなら、
ちょっとしつこくても、笑いながら書類を集め続ける。 考え方って多様性があってよい。
もしあなたが「なんかこの診断士、ちょっとうるさいけど信頼できるな」と思ってくれたら、それで十分です。
そんなことをやっぱり思った。
あとね、
他人の言うことは疑え♪
私は私の視点でイキル

